このホームページのトップページに登場するトリファリの扇形のブローチ。カラフルなガラスが並んでいますが、これには実は深い意味があります。これらを宝石にたとえて見てみましょう。
左からダイヤモンド(Diamond) ・エメラルド(Emerald)・アメシスト(Amethyst)・ルビー(Ruby)・エメラルド(Emerald)・サファイア(Saphire)・トパーズ(Topaz)。英語の頭文字をつなげると英語で「最愛の」という意味を持つDEARESTという言葉になります。
このように宝石を並べ、その頭文字をつなげてメッセージを伝えるという言葉遊びは、19世紀初めナポレオンの皇后マリー・ルイーズがロシア遠征に出たナポレオンの留守中に作ったブレスレットに用いたのが始まりと言われています。こうした文字遊びはフランス人の好みに合ったようで1820年から1830年にかけて流行しましたが、1840年代にはイギリスへと伝わり、贈り物や持ち物を通じて個人的な感情や想いを表現する手段として用いられました。間接的な表現が当時の風潮と合ったため、大流行となりました。代表的な物に、REGARD(敬愛)-ルビー・エメラルド・ガーネット・アメシスト・ルビー・ダイヤモンドやADORE(敬愛する)アメシスト・ダイヤモンド・オパール・ルビー・エメラルド等があります。
写真のブローチは1950年代にトリファリ社が製作したものですが、コスチュームジュエリーの中にはアンティークジュエリーに用いられてきた様々なモチーフを使った興味深い作品が沢山あります。
次回はその中から幾つかご紹介したいと思います。






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